この連日の猛暑。
30度越えは当たり前な毎日。
熱中症には気を付けていた筈でした。
ブルーの教訓で気を付けていたのに。
日の当たる窓際に居過ぎていないか、
少しでも見掛けないと、部屋中を探し、確認していました。
飼い主はエアコン大嫌いだけど、我慢してつけています。
ところがある朝、母がサムの嘔吐で起こされます。
しかし、朝ごはんはちゃんと食べました。
連日の暑さで調子を崩したのかな?程度に考えていました。
朝食後しばらくして、2度目の嘔吐。
お水を大量に飲んだらしく、ほとんどお水。
この段階で病院とも考えたけど、
外の気温が 37度とか…
連れて行くこと自体が、人間も猫も熱中症になってしまう。
ちゅーるを与えてみると、しっかり食べる。
またまたお水を大量に飲んで、また嘔吐。
・・・なんだこれは。
なぜそんなにお水を欲しがるの?
ピチャピチャ程度の飲み方じゃなく、がぶ飲み。
そしてしばらく経つとリバース…
熱中症!?
あれだけ気を付けてきたのに!?
そういえば、耳や肉球が若干火照ってる?
って思ってるそばから、また水をがぶ飲みしてる。
耳や、手足は熱いけど、体が思ってるほど熱くはない。
もし熱中症だった場合、
体に火を入れるのが正しいのかは分からないけど、
エアコンの効いた涼しい部屋で温灸をやってみることに。
大人しくやらせる。
そして、肉球から汗?冷や汗?濡れてる。
そして温灸やってるそばから嘔吐…
もう、これヤバイやつじゃん。
どうしたらいいんだ。
って気が付いたら明日病院休みじゃん!!!
だって、窓際で寝かせないように気をつけてたし、
エアコンだって我慢して付けてるし、
水だって、部屋中あちこちに置いてるし、
ってか、その水をがぶ飲みして吐きまくってるし。
もうどうしたらいいのか、分からなくなる。
ただただ、どうしてこんな事になってしまったの?
最近やっと甘えることを覚えてきたのに、なぜ?
抱きながら問いかけるが、分からない。
もう何度吐いたか分からない。
綿を食べた時より酷い。
温灸をやっても、改善しない。
ふと、なにか食べた?と、頭をよぎった。
なにかを見つけてきても、
最近はわたしの部屋に持ってきて、「はいどうぞ。」
と渡してくれるようになってきたのだけれど…
もしかして?
すでに朝になってしまい、人間たちはフラフラ。
少しでも眠って、開いてる病院を探すべきか
起きたら考えようということで、少し眠ることに。
するとしばらくして、おトイレをガサゴソする音が。
ガサゴソガサゴソ、ガサゴソガサゴソ、ガサゴソガサゴソ…
延々と続く。
やっと静まった頃、母が見に行くと、
「なんじゃこりゃあああああああああああああ!!」
母と、サムの大格闘の音がこちらにも聞こえる。
「でた!でたよ!なんか食べてた!!!!」
日付はさかのぼって、数日前。
母は、ズボンのゴム紐を取り替えていたらしい。
その、古いほうのゴム紐をサムが狙っていて、
ちょっと油断した隙に引ったくっていったらしい。
母は必死で追いかけ、口から離した隙に取り戻した。
この話は、確かに聞いた。
危機一髪だったと、間一髪だったと。
しかし、サムは諦めていなかったのだ。
母は、また持って行かれてはなるまいと、
ビニール袋に入れて、ゴミ箱へ入れた。
ところがサムは、それを取り戻して食べていたのだ。
細長いゴム紐を。
それが数日掛けて腸に行き、ねじれたかなにかを起こしたのだろう。
つい先日、その前兆があったのを見過ごしていた。
トムとの追いかけっこの後、サムが一人で部屋中を駆け回っていた。
もう、それは尋常じゃない勢いで、走り回っていた。
そして止まり、舌を出し、口を開け、口呼吸をしていたのだ。
わたしは、トムとの追いかけっこ、ウンチハイ、
そしてこの暑さでそんな状態になってしまったのかと思い、
「落ち着きなさいよーーー!」と声掛けくらいで済ましてしまった。
でもその時、猫の口呼吸を初めて見て、驚いたことも確かである。
あの異常な駆け回りは今思うと、きっと痛みが走っていたのだろう。
気が付ける時はいくらでもあったのに、本当に申し訳ないことをした。
話は戻って、
お尻からぶら下がっているそのゴム紐を母が摘むと、
すんなりそのゴム紐は出てきたらしい。
とても長いゴム紐。
その後、吐くことは無くなった。
食欲も本調子ではないけれど、少しずつ回復してる。
ただ残念なことに、だいぶ人間不信から慣れてきたのに、
また逃げるようになってしまった…
よほど辛かったのだろう、仕方ないね…
今回の出来事はさすがに、もうダメか…と思わせる出来事でした。
気を付けてはいたけれど…では済まされない…
今回の件で、ちゅーるがとにかく減りました(笑)
何本食べたんだか…汗
飽きないことを、祈るばかり。
ばんざーーーーい!!!
ここまで慣れるようになったのにぃ…
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