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2018.12.04

腎臓、肝臓ともに問題なし。

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とにかく、食べてくれるものを探す。

 

そして、水もまったく飲まないので、
水分が多いウェットフードを与えようと、
急遽ネットスーパーに注文する。
種類いろいろ頼んでみた。
どれか食べてくれるものがあるだろうか。

 

その間に、ひたすら温灸をかける。
大人しく掛けさせるのが、怖い。

 

一回につき、40分近くわたしが抱っこをして、母が温灸を掛ける。
腕が、腰が、痛くてたまらない。
でも、掛けなきゃ。

 

届いたウェットフードを与えてみる。

 

なかなか食べないが、指につまんでで与えてみる。
スプーンですくって口元に持っていく。
少しだけど食べてくれた。

 

 

 

やれることを、思いついたことを、
ひたすらやってみる。

 

頭が混乱中に、電話が鳴る。

 

セールスかなにかだったら許さん!
と、電話を取ると、動物病院だった…

 

「○○○動物クリニックですが、
先日の血液検査の結果が出ましたのでお電話しました~」

 

先生の声だ。
 

 

「腎臓、肝臓ともに問題ありませんでした~~~」

 

肩の力が抜けて、涙が出そうになる。

 

相手からの電話なのに、失礼だとは思ったけどそのまま、
いまの現状を話す。

 

「うーん、検査結果からは何も問題ないんですけどねぇ~?
吐くのであれば、胃炎かもしれないから
レントゲンとって内臓調べないとね~
なにか変なもの食べました?」

 

思い当たることは何もないことを伝えて、
レントゲンは麻酔を使ってするんですか?と聞くと、

 

「いいえー麻酔しないで撮りますよー」
 

ちょっと安心。

 

「まぁ、とにかく食べさせてください。
あんまり吐くのが止まらないようであれば、
注射しなしなきゃいけないので、つれて連れてきてください。」

 

お礼を言って電話を切る。

 

血液検査に、なにも問題ないことに一安心。

 

そっか、胃炎かぁ…
病院にいったことによるストレスで、胃炎。
あるかもしれないなぁ。

 

男性の看護師さんが、
手と足をすごい力で掴んで、
羽交い絞めにしたらしい。
男の人だから、力は強いよねぇ。

 

女性の看護師さんの場合は、
診察台に置いたまま、普通に押さえるくらいだったのに。

 

診てくれる先生がいくら良くても、
助手のひとが、それではなぁ…。

 

他に病院探すといっても、
東京なら、そりゃいくらでもあるけれど…。
ココじゃなぁ・・・
東京では、亀さん診て貰うのに、
知る人ぞ知る、中野の野村獣医さんまで出掛けたっけ。

 


こっちにきてから一応、2,3件は知ってるけど、
いいお医者さんではなかった。
やっと安心できる病院に当たったのに。
 

 

 

とにかく温灸を掛けさせてくれるんだ、
やるだけやってみよう。

 

 

 

2018.12.03

悪夢が蘇る。

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ドライフードをまったく食べなくなり、
ウェットフードも徐々に食べなくなっていくトム君。

 

間に大好物の「焼ささみ」を与えてみたら、一応食べた。

 

わたしの部屋のミニキッチンの流しで、
蛇口からチョロチョロ流れる
水を飲むのが大好きだったトム君。
だけど、それもまったくしなくなった。
水も飲まない。

 

トムが水を飲んでいると、
最近必ずサムが邪魔するようになってきた。
流しの下から脅かすのだ。
それもストレスだったのかな。

 

飲まず食わずに突入だ。

 

ウェットフードも受け付けなくなった夜。

 

突然、わたしのPC机の下でえずきはじめる。

 

見事に吐きまくる。
そこら中に吐きまくる。

 

あまりの衝撃で、自分の体を保っていられないため
えずく度に、ぐらんぐらんと体が左右前後に動く。

 

まっ黄色な液体と、大好物な焼ささみが出た。

 

わたしのPC机は、自分の体に合うように
スチールラックで棚の高さを調節しながら組み立てたもの。
なので、入り組んだ造りになっている。

 

母が必死で潜り込んで掃除をしてくれた。
頭をガッツンとぶつけながら…

 

動くたびに、
「頭ああああ!」と注意するしか出来ないわたし。

 

 

そして残された道は、温灸するしかない。

 

ただ、トムに温灸はやったことがない。
やろうにも、「出来ない」が正しいかもしれない。

 

抱っこされることを基本的には嫌うトム。
とにかく暴れて、とてもじゃないが出来ない。

 

なのに、いま、やらせているのだ。

 

いったいどうなってるの…

 

 

悪夢が蘇る。

 

 

「そんなこと考えるんじゃない!」

 

と、母に怒られる。

 

だけど、怖いよ。怖くてたまらないよ。

 

 

夜も眠れない。吐き気がする。

 

どうしてこうなったの?
この8年間、どれだけ気を付けてきたか。

 

あんな思いは二度としたくない。

 


それだけを考えて育ててきたのに。

 

いったいどこで間違ったの?

 

 

 

「夢ならばどれほどよかったでしょう」 Lemon

 

この歌詞が頭を駆け巡る。

 

 

 

 

2018.12.02

トム君が、ゴハンを食べない。

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実は去年、トムが病院に掛かりました。…はい、去年です。

 

しばらく前からちょっと口臭がし始め、
だんだん酷くなってきたので病院で見てもらうことになったのが、
去年の10月。

 

口の中を見てもらうと、右の奥歯がグラグラになっていました。
そういえば最近、
カリカリを食べても音もせず飲み込んでしまっているようでした。
痛かったのでしょう。

 

「もしかしたら、このまま引っ張れば抜けるかも?」
と先生は鉗子を取り出し、おもむろに引っ張ると

 

”すぽっ!”っと抜けました。

 

塊は、とても歯が一本には見えません。
もしかしたら歯の抜け替わりに失敗でもしたのでしょうか。
2本近く固まってるように見えました。

 

血が少し出ましたが、これといった処置もなく、おしまい。

 

その時病院の壁に、

 

「健康診断 血液検査半額キャンペーン」


という張り紙が貼ってありました。
トムも7歳になり、だんだんシニアの仲間入り。
普段は一万円以上もする血液検査。
ちょっと魅力に感じてしまいました。

 

しばらく考えて、お願いすることにしました。
ラボに出すため結果は1週間ほど掛かるとのこと。

 

1週間後結果を聞きにいくと、
先に診察室に入ったわたしに先生は

 

「まったく問題ないレベルです。」

 

と、2,3個赤い数字が出ている報告書を出して、
「基準値超の数値が出ている箇所もありますけど、
これといって、まったく心配する数値ではないですよ」とのこと。

 

ところが母が遅れてやってきたら、
ちょっと変わってきてしまった。
「血液検査が初めてなので、前データが無く、
比べられないのでなんとも言えない。
今後3ヶ月に一回ほど検査をしていき、比べてみないと分からない」

 

ん?うーん。これは二つの言い分を足して2で割るのかな?

 

『いまは、問題になるような数値ではないが、
今後どうなっていくのか分からないので、
3ヶ月に一回検査をしていきましょう。』

 

ってこと?

 

だけど、3ヶ月に一回一万円以上…。なかなかハードな金額です。

 

と、ここまでが去年の話。前置きが長くなってしまいました。

 

3ヵ月毎の血液検査、
とにかくもう一回は検査しなければいけないとは思っていました。

 

だが、しかし…。去年の11月以降、なにがあったか…。
そうです、サムが我が家にやってきました。
そしてサムのカテゴリーを見ていただければ分かると思いますが、
とにかく大変な毎日でした。
トムの血液検査どころではなくなってしまった1年でした。

 

サムが少し落ち着いたと思われる頃、ミルクの不調。
収まるまで4ヶ月近く掛かりました。
ミルクもやっと落ち着いたので、
3ヵ月後どころではなくなってしまいましたが、
トムの血液検査をやりに行こうということになりました。

 

ただ、トムは予防接種を受けていません。
2回目まではなんとか受けさせましたが、
副作用が出てしまい、怖くなってしまったからです。
一応完全室内飼いという事で、仕方ないということです。

 

なので、なるべく病院には行かせたくないのですが、
シニアにもなってきましたし、
猫の腎臓肝臓は高齢になってくると悪くなるとよく聞きます。
早めの予防が出来ればと思い、先週、血液検査に行ってきました。

 

いままで掛かってきた病院は、
ミルク、トム、サム、とみんなお世話になってきました。
診てくださる先生も女性の先生で、
看護師さんも女性。みんな大人しく診て貰っていました。

 

ところが今回、看護師さんが男性だったらしいのです。
つい先日ミルクを観て貰った時までは女性の看護師さんだったのに、
今回初めての男性看護師さん。

 

トムにとっても初めての男性看護師さん。
それもちょっと新人さんだったみたい。

 

いつも大人しいトム君も、今回ばかりは動いてしまったらしく、
採血も足りなく、2度針を刺すことになってしまい、
男性看護師さんに羽交い絞めにされてしまったそうです。
いつもは少し抑えられるくらいで大丈夫なはずなのに。

 

よほどショックが大きかったのか、
帰宅後わたしのそばを片時も離れることなく、ひたすら眠る始末。
3,4日はただただひたすら眠っていました。
ただ、食欲だけは落ちずにちゃんと食べていました。

 

ところが、昨日あたりから、
カリカリを食べなくなってしまいました。
それでもウェットフードは食べていたのが、
今日はそれもダメ。どうなっているんだ。困った。

 

早めの予防にと連れて行ったはずなのに、なにこれ…

 

 

2018.08.10

雌豹のぽーず。

 

もうお腹の中に残っているものは無いことを祈りながら、
温灸を続けている。

 

しかし、ちょっと不安が…

 

温灸をしていると、サムの肉球が濡れてくるのだ。

 

あの一番酷かったであろう、ゴム紐が腸で詰まり、
温灸によって腸が動き出し、
脂汗が滲み出るような痛さの時のように…

 

え?まだ痛むの?

 

たまに、雌豹のポーズのようにお尻をクンっ上げている時がある。
この姿勢って、人間ならばセクシーポーズなのだろうが、
動物は、お腹が痛い時にこのポーズをとる場合がある。
なので、いまだに温灸続けてるんだけど。

 

うーん、もうお腹には残ってないはずなんだけどなぁ。
あれ以来、嘔吐はしなくなったし。

 

 

ゴム紐が詰まり、わたしが抱きながら温灸をかけられたことにより腸が動き出し、激痛が走った。
ようするに同じ状況、わたしに抱っこされながら温灸をかけられると、痛みが蘇る??
そして、ジワっと肉球に汗をかく…

 

温灸終わると、何事もなかったように元気なんですけどね。。。
肉球触ってもサラサラ・・・わたし、嫌われた?"((∩´ー`∩))"

 

心配だから病院とも思うんだけど、こういう場合レントゲンとっても写らないし、嘔吐は止まってるし、様子を見ましょうってなるだろうし、ストレス与えて体力消耗しても困るので、母が一人で温灸しています。

 

 

 

 

2018.08.05

【保護猫】最悪な誤飲。

 

この連日の猛暑。
30度越えは当たり前な毎日。

 

熱中症には気を付けていた筈でした。
ブルーの教訓で気を付けていたのに。

 

日の当たる窓際に居過ぎていないか、
少しでも見掛けないと、部屋中を探し、確認していました。
飼い主はエアコン大嫌いだけど、我慢してつけています。

 

ところがある朝、母がサムの嘔吐で起こされます。
しかし、朝ごはんはちゃんと食べました。
連日の暑さで調子を崩したのかな?程度に考えていました。

 

朝食後しばらくして、2度目の嘔吐。
お水を大量に飲んだらしく、ほとんどお水。

 

この段階で病院とも考えたけど、
外の気温が 37度とか…
連れて行くこと自体が、人間も猫も熱中症になってしまう。

 

ちゅーるを与えてみると、しっかり食べる。
またまたお水を大量に飲んで、また嘔吐。

 

・・・なんだこれは。
なぜそんなにお水を欲しがるの?
ピチャピチャ程度の飲み方じゃなく、がぶ飲み。
そしてしばらく経つとリバース…

 

熱中症!?
あれだけ気を付けてきたのに!?
そういえば、耳や肉球が若干火照ってる?
って思ってるそばから、また水をがぶ飲みしてる。

 

耳や、手足は熱いけど、体が思ってるほど熱くはない。
もし熱中症だった場合、
体に火を入れるのが正しいのかは分からないけど、
エアコンの効いた涼しい部屋で温灸をやってみることに。

 

大人しくやらせる。
そして、肉球から汗?冷や汗?濡れてる。

 

そして温灸やってるそばから嘔吐…

 

もう、これヤバイやつじゃん。
どうしたらいいんだ。
って気が付いたら明日病院休みじゃん!!!

 

だって、窓際で寝かせないように気をつけてたし、
エアコンだって我慢して付けてるし、
水だって、部屋中あちこちに置いてるし、
ってか、その水をがぶ飲みして吐きまくってるし。

 

もうどうしたらいいのか、分からなくなる。

 

ただただ、どうしてこんな事になってしまったの?
最近やっと甘えることを覚えてきたのに、なぜ?
抱きながら問いかけるが、分からない。

 

もう何度吐いたか分からない。
綿を食べた時より酷い。
温灸をやっても、改善しない。

 

ふと、なにか食べた?と、頭をよぎった。
なにかを見つけてきても、
最近はわたしの部屋に持ってきて、「はいどうぞ。」
と渡してくれるようになってきたのだけれど…
もしかして?

 

すでに朝になってしまい、人間たちはフラフラ。
少しでも眠って、開いてる病院を探すべきか
起きたら考えようということで、少し眠ることに。

 

するとしばらくして、おトイレをガサゴソする音が。
ガサゴソガサゴソ、ガサゴソガサゴソ、ガサゴソガサゴソ…
延々と続く。
やっと静まった頃、母が見に行くと、

 

「なんじゃこりゃあああああああああああああ!!」

 

母と、サムの大格闘の音がこちらにも聞こえる。

 

「でた!でたよ!なんか食べてた!!!!」

 

日付はさかのぼって、数日前。
母は、ズボンのゴム紐を取り替えていたらしい。
その、古いほうのゴム紐をサムが狙っていて、
ちょっと油断した隙に引ったくっていったらしい。
母は必死で追いかけ、口から離した隙に取り戻した。

 

この話は、確かに聞いた。
危機一髪だったと、間一髪だったと。
しかし、サムは諦めていなかったのだ。

 

母は、また持って行かれてはなるまいと、
ビニール袋に入れて、ゴミ箱へ入れた。

 

ところがサムは、それを取り戻して食べていたのだ。
細長いゴム紐を。

 

それが数日掛けて腸に行き、ねじれたかなにかを起こしたのだろう。

 

つい先日、その前兆があったのを見過ごしていた。
トムとの追いかけっこの後、サムが一人で部屋中を駆け回っていた。
もう、それは尋常じゃない勢いで、走り回っていた。
そして止まり、舌を出し、口を開け、口呼吸をしていたのだ。

 

わたしは、トムとの追いかけっこ、ウンチハイ、
そしてこの暑さでそんな状態になってしまったのかと思い、
「落ち着きなさいよーーー!」と声掛けくらいで済ましてしまった。
でもその時、猫の口呼吸を初めて見て、驚いたことも確かである。

 

あの異常な駆け回りは今思うと、きっと痛みが走っていたのだろう。
気が付ける時はいくらでもあったのに、本当に申し訳ないことをした。

 

話は戻って、
お尻からぶら下がっているそのゴム紐を母が摘むと、
すんなりそのゴム紐は出てきたらしい。
とても長いゴム紐。

 

その後、吐くことは無くなった。

 

食欲も本調子ではないけれど、少しずつ回復してる。
ただ残念なことに、だいぶ人間不信から慣れてきたのに、
また逃げるようになってしまった…
よほど辛かったのだろう、仕方ないね…

 

今回の出来事はさすがに、もうダメか…と思わせる出来事でした。
気を付けてはいたけれど…では済まされない…

 

今回の件で、ちゅーるがとにかく減りました(笑)
何本食べたんだか…汗
飽きないことを、祈るばかり。

 

 

2018_sam_11.jpg 
ばんざーーーーい!!!

 

ここまで慣れるようになったのにぃ…

 

 

 

 

 

 

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