2018.12.07

同じ失敗はしないと、誓ったはずなのに。

 

ウェットフードを数時間おきに与え続け、
やっとやっと、この日が…。どばーっ (┬┬_┬┬)

 

 

カリカリ食べてるーーーー!

 

ウェットフードが呼び水になったのか、
やっとカリカリを食べてくれるようになりました。

 

8年間飼ってきて、こんなことは初でした。
食欲がないトム君、食べないトム君というのは、
8年間のうち、一度もありませんでした。

 

ペットショップのおねーさんにも、
苦笑いされる程の食欲だったトム。

 

でもトムが家にきてから、
ひたすら食には気を遣う日々でした。

 

ブルーが突然カリカリを食べなくなり、
その後1ヶ月、
ウェットフードを手からしか食べなくなり、
水も一切飲まなくなった。
ただ、氷だけは舐めるので、あげていた。
今回も恐る恐るトムに氷をあげたけど、
見向きもしなかったのが、唯一の救いだった。

 

よく、新しい仔を迎えたときは先住猫を可愛がれと言う。
ただ、例外もあるのだと思い知らされたのは、ミルクとブルーの関係。

 

先住猫ミルクと新人ブルー…
ミルクは新しくきたブルーを、
快く思っていなかったらしい。
ミルクとブルーの取っ組み合いのケンカ、
追いかけっこ、ミルクのいい遊び相手だと思ってた。

 

マニュアルどおりに先住猫を気に掛けていた。

 

それが、間違いだったと気付いたのは
ブルーが死んでから。

 

ミルクは新しくきた仔を、排除したかったのだ。

 

 

今回サムを保護するとき、
同じ失敗は二度と出来ない。

 

マニュアルどおりではない。
先住猫も、新人猫もどちらも慎重に観察して、その場その場で判断していくしかない。

 

ただ、サムの異食癖のため掛かりっきりになってしまい、毎回毎回看病やらで腫れ物に触るような扱いに、それが結果的に甘やかしてしまうことになったのか、1年過ぎた頃からちょっと大変な子に育ってきたと自覚した矢先の今回。

 

そもそも、なにをするにも成長が遅いサム。
あなどっていた。

 

自分がこの家の天下でも取ったかのような振る舞いになってきたサム。

 

ちゃんと怒らなければならなかった。
大声で叱っても、おちょくるようになってきてしまった。
しかし、あの足のため、お尻ペンペンも出来ず仕舞い。
そんな人間共を見透かすように、我がままになっていった。

 

トムを守らねばと、あれほど心がけてきたのに。

 

また同じ失敗を繰り返すところだった。

 

ごめんよ、トム。

 

 

 

2018.12.06

やっと少し食べてくれた。

 

 

やっと食べてくれる缶詰が見つかりました。

 

その名は、『モンプチ ゴールド缶 極上ささみ』

 

吐いたことで胃の中も少しスッキリしたのか、
少しずつ食べるようになってきました。
だけど、通常のまだ1,2割…くらい。
やっと一口食べるくらいです。

 

ネットスーパーに数種類頼んだ缶詰。
その中でモンプチゴールドに食いつきました。

 

お鼻をフガフガ言いながら食べました。

 

カリカリも、お水もまったく見向きもしないけど、
ウェットフード食べてくれるだけ、
少し安心。

 

 

 

 

2018.12.05

押入れに眠る、猫用自動給水器。

 

わたしの部屋のミニキッチンの流しで、

蛇口からチョロチョロ流れる

水を飲むのが大好きだったトム君。

 

その他にも、各部屋の至るところに水が置いてある。
入れ物は様々。

専用のウォーターボール、バケツ、水槽(え?)。

 

ところがこの絶不調から、まったく水を飲まない。
本当にまったく飲まない。

 

ことあるごとに、脱水症状のチェック。
背中の肩甲骨付近の皮膚を持ち上げ、離す。

 

いまのところ、順調に戻る。
でも何とかして、飲ませたい。

 

トムがまだ小さかった頃、
自動給水器を買ってみました。

 

ところがトム君、力が強く、
桶に入ってるお水などは、
あっという間にひっくり返します。

 

自動給水器を置いても、部屋中水浸しになりかねないので、
設置することが出来ませんでした。

 

なので、流しでの水飲み(水浸しにしてもOK)
10リットルのバケツに水を汲む。(ひっくり返すこと不可能)
水槽の水。45cm&60cm 
ならば大丈夫。

 

でも、今は違います。
ひっくり返してもいい、水浸しでもいい。
水に興味を持ってもらいたい。

 

設置しました!

 

2018_tom_1206_01.jpg 
押入れに眠ること、何年だ!? 動いた!

 

 

 

だけど、見向きもしない…。

 

 

 

 

2018.12.04

腎臓、肝臓ともに問題なし。

2018_tom_1206.jpg

 

とにかく、食べてくれるものを探す。

 

そして、水もまったく飲まないので、
水分が多いウェットフードを与えようと、
急遽ネットスーパーに注文する。
種類いろいろ頼んでみた。
どれか食べてくれるものがあるだろうか。

 

その間に、ひたすら温灸をかける。
大人しく掛けさせるのが、怖い。

 

一回につき、40分近くわたしが抱っこをして、母が温灸を掛ける。
腕が、腰が、痛くてたまらない。
でも、掛けなきゃ。

 

届いたウェットフードを与えてみる。

 

なかなか食べないが、指につまんでで与えてみる。
スプーンですくって口元に持っていく。
少しだけど食べてくれた。

 

 

 

やれることを、思いついたことを、
ひたすらやってみる。

 

頭が混乱中に、電話が鳴る。

 

セールスかなにかだったら許さん!
と、電話を取ると、動物病院だった…

 

「○○○動物クリニックですが、
先日の血液検査の結果が出ましたのでお電話しました~」

 

先生の声だ。
 

 

「腎臓、肝臓ともに問題ありませんでした~~~」

 

肩の力が抜けて、涙が出そうになる。

 

相手からの電話なのに、失礼だとは思ったけどそのまま、
いまの現状を話す。

 

「うーん、検査結果からは何も問題ないんですけどねぇ~?
吐くのであれば、胃炎かもしれないから
レントゲンとって内臓調べないとね~
なにか変なもの食べました?」

 

思い当たることは何もないことを伝えて、
レントゲンは麻酔を使ってするんですか?と聞くと、

 

「いいえー麻酔しないで撮りますよー」
 

ちょっと安心。

 

「まぁ、とにかく食べさせてください。
あんまり吐くのが止まらないようであれば、
注射しなしなきゃいけないので、つれて連れてきてください。」

 

お礼を言って電話を切る。

 

血液検査に、なにも問題ないことに一安心。

 

そっか、胃炎かぁ…
病院にいったことによるストレスで、胃炎。
あるかもしれないなぁ。

 

男性の看護師さんが、
手と足をすごい力で掴んで、
羽交い絞めにしたらしい。
男の人だから、力は強いよねぇ。

 

女性の看護師さんの場合は、
診察台に置いたまま、普通に押さえるくらいだったのに。

 

診てくれる先生がいくら良くても、
助手のひとが、それではなぁ…。

 

他に病院探すといっても、
東京なら、そりゃいくらでもあるけれど…。
ココじゃなぁ・・・
東京では、亀さん診て貰うのに、
知る人ぞ知る、中野の野村獣医さんまで出掛けたっけ。

 


こっちにきてから一応、2,3件は知ってるけど、
いいお医者さんではなかった。
やっと安心できる病院に当たったのに。
 

 

 

とにかく温灸を掛けさせてくれるんだ、
やるだけやってみよう。

 

 

 

2018.12.03

悪夢が蘇る。

2018_tom_1205.jpg

 

ドライフードをまったく食べなくなり、
ウェットフードも徐々に食べなくなっていくトム君。

 

間に大好物の「焼ささみ」を与えてみたら、一応食べた。

 

わたしの部屋のミニキッチンの流しで、
蛇口からチョロチョロ流れる
水を飲むのが大好きだったトム君。
だけど、それもまったくしなくなった。
水も飲まない。

 

トムが水を飲んでいると、
最近必ずサムが邪魔するようになってきた。
流しの下から脅かすのだ。
それもストレスだったのかな。

 

飲まず食わずに突入だ。

 

ウェットフードも受け付けなくなった夜。

 

突然、わたしのPC机の下でえずきはじめる。

 

見事に吐きまくる。
そこら中に吐きまくる。

 

あまりの衝撃で、自分の体を保っていられないため
えずく度に、ぐらんぐらんと体が左右前後に動く。

 

まっ黄色な液体と、大好物な焼ささみが出た。

 

わたしのPC机は、自分の体に合うように
スチールラックで棚の高さを調節しながら組み立てたもの。
なので、入り組んだ造りになっている。

 

母が必死で潜り込んで掃除をしてくれた。
頭をガッツンとぶつけながら…

 

動くたびに、
「頭ああああ!」と注意するしか出来ないわたし。

 

 

そして残された道は、温灸するしかない。

 

ただ、トムに温灸はやったことがない。
やろうにも、「出来ない」が正しいかもしれない。

 

抱っこされることを基本的には嫌うトム。
とにかく暴れて、とてもじゃないが出来ない。

 

なのに、いま、やらせているのだ。

 

いったいどうなってるの…

 

 

悪夢が蘇る。

 

 

「そんなこと考えるんじゃない!」

 

と、母に怒られる。

 

だけど、怖いよ。怖くてたまらないよ。

 

 

夜も眠れない。吐き気がする。

 

どうしてこうなったの?
この8年間、どれだけ気を付けてきたか。

 

あんな思いは二度としたくない。

 


それだけを考えて育ててきたのに。

 

いったいどこで間違ったの?

 

 

 

「夢ならばどれほどよかったでしょう」 Lemon

 

この歌詞が頭を駆け巡る。

 

 

 

 

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